2025年11月12日号    

          言葉は慎重に
秋の日はつるべ落としと言いますが、気付けば5時過ぎには
暗くなってきて夏とは時間の感覚が随分違ってきました
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

国会中継を見ていませんが先頃、高市首相が台湾有事の
存立危機事態を「戦艦が砲撃して‥」というような発言をして
騒ぎになっていました。歴代首相は具体的には言わなかった
ので言い過ぎた気はします。一議員の非公式発言と首相の
国会答弁では意味合いがまるで違うので慎重にしましょう

外交文書だと言葉一つ、てにをは一つで変わるそうなので
細心の注意が必要らしいですが、現職の国会議員にそんな
緊張感を感じられないのは残念なところです

慎重、といえばクマ被害で猟銃を使うのに警察も自衛隊も
動物駆除には出動できない法律の立て付けになってるとか
国際法でも軍隊の猟銃所持禁止と聞きましたが、真偽不明

何でか考えてみたら、警察や特に軍隊に銃を使用する根拠
があると何かを口実に市民に向ける可能性が発生するから
予め危険な芽は摘んでおこう、ということなんでしょか
現在の日本ではないけど海外では軍事クーデターもあるし

結局、クマに銃を使うのは警察が受け持つことになったよう
ですが、クマも木の実が不作で飢えてると聞くと忍びない


                                 (正)