2025年6月4日号    

          備蓄米の不可思議
六月になり梅雨の走りというような天気になっています
今年の梅雨はしっとりなのか荒れ模様か気になりますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

農水相が代わって随意契約による2000円程度の古古米が
早速、流通し始めたら、同時期に入札で放出した備蓄米も
3000円台で店頭に並び始めたそうですが、摩訶不思議です

値段の違いは入札と随意契約だったり昨年の米と古古米
だったりで説明は出来ますが、何故こんなにも販売までの
早さに違いがあるんでしょう。以前の分は入札しか関与せず
販売時期は業者任せだったんでしょうか。今回これだけ早く
販売できるなら前回も出来た筈ですが何故やらなかったの
一気に出したので倉庫会社が困ってる弊害もあるようです

入札では殆ど農協が引き取ったようなので通常と同じ経路
で非常時対応ではなかったんでしょうか。今だと3000円台は
売れないのでそのまま備蓄に戻す話まで出てきて徒労感

それにしても備蓄とはいえ古古古米まであるってどうなのよ
最後は飼料にするやに聞きましたが、勿体ないので人用に
して欲しい、順次、全国の役所の食堂や給食に使っていく
ローリングストックにしたらどう、家庭も近頃は採用してし

根本的な農政改革をしないと解決しないみたいです


                                 (正)