2025年12月3日号    

          廃県置藩
12月の始まりは暖かいと思ったら、大雪の警戒情報もあり
気象が安定しないですが、太陽の運行は変わらず日が短い
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

少し前、ラジオにて参院議員で元明石市長の泉房穂氏が
県を廃止して国と市の二つでいいと持論を述べていました
県は国と市町村の間で中間管理職的なことになっていて
なくてもいい。人口20〜50万人くらいの自治体なら行政の
サービスも提供できるし市民に目が届くということです

江戸時代は約300の藩があったので単純に平均して40万
横須賀市と同規模なのでやれなくはない。自分は行政の
実情は無知ですが、市長経験者の言葉だと説得力があるか

ちょっと聞くと大阪都構想と似ている気もしますが、何故
あの時は説得力がなかったんでしょう。出発点が府と市の
意見が合わなくて、邪魔者は消せ。という発想だからかな

一昔前は道州制の話が出ていましたが、聞かなくなりました
今考えると米国並みに州が変われば法律も税制も変わる
くらいの独立性があるなら意味あるけど、同調して横並び
なら広くするだけでかえって運営しにくくなるのかもしれない

どんな仕組みが暮らしやすくて行政効率がいいのか検討を
よくしないといけないし、廃藩置県以来の改革は厳しそう


                                 (正)