2013年7月10日号

ねじれねじれて   
まだ梅雨の半ばかと思ったら、突然の梅雨明けとともに
猛暑日が続き熱中症になられる方も多いということですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、新聞の投稿欄を見ていたら戦争を体験した人が
少数派になり、福島の原発被害者も全体から見たら少数派
多数決とはいえ少数の意見にも耳を傾けよう。とありました

参院選で与党側はねじれ解消で迅速化を訴えていますが
野党側は政権のチェック機能が大事だと言っています
これまでも国会では与野党で議論してより良い法律が成立
というのは稀で与党案がそのまま通過が多い印象です

ねじれていてもいなくても熟議をして決めてくれるなら
選挙結果で一喜一憂することもないのですが、現状を思うと
与党内で決まったら国会関係なしで通過しそうで不安です

今回、福島や沖縄の自民党県連と中央では意見が違い
選挙民が県連を信じて当選させても中央では取り合わず
となったら困るし、かといって野党候補を当選させたら
政権にないのでますます無視されることになりかねない

それでなくても現政権の政策で景気対策以外の政策は
国民の希望と一致しているところが少ない気がします

衆参のねじれよりもこっちのねじれの方が重大なのでは


                                 (正)

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