2013年8月14日号

「生きろ」を観ました   
立秋を過ぎ暦の上では秋ですが各地で40℃を超える
日が続き暑中より残暑見舞いが有難いようなこの頃ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先週、TBSのドキュメンタリードラマ「生きろ」を観ました
沖縄戦の時の知事だった島田叡(あきら)氏を足跡を追った
ドラマで沖縄が空襲されるようになって前知事や県幹部が
本土に避難したあと赴任することになり、戦況悪化の中で
敢えて引き受けて県政改革や県民疎開を進めて多くの命を
救って、今でも沖縄で慕われている人だそうです

米軍が那覇の北の宜野湾に上陸したため軍部の南部への
撤退とともに残っていた住民も巻き込まれ犠牲者が増え
最後は知事も行方不明になったままで今も未確認なまま

ドラマでは知事は常に県民の為にと奔走していましたが
軍部はどう考えていたんでしょう。沖縄を捨て石にして
少しでも長引かせ本土決戦を遅らせようとしていたのか
単に降伏の決断ができなかったのか、原点が解らない

長崎市長も政府に被爆国の原点に返れと言っていましたが
首相はそれには答えなかったような。近頃の政治家の発言
で核保有国になるべきとか、軍事大国化を目指せとかって
富国強兵が原点と考えているようなのが心配です


                                 (正)

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