2014年1月22日号

東洋平和論   
寒中の今頃に関東で何度も雨やら雪やらが降り
何やらおかしな感じで体調管理も大変なこの頃ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先頃、中国のハルビン駅に伊藤博文を暗殺した安重根の
記念館が開設されたそうです。暗殺事件は知ってましたが
安重根の名は覚えがなく、反日の英雄視してるとはいえ
韓国政府が暗殺者を後押しはマズいのではと思ってました

ラジオで聞いたジャーナリストの藤吉雅春氏の話では
安重根は反日という訳ではなかったそうで、日本に期待して
日中韓で手を取って西洋に対抗しようという考えだったとか
獄中で東洋平和論というのも書いたそうで韓国での反日の
象徴的な扱いは彼の考えと違うんじゃないかということです

安重根の子孫にもインタビューしたそうで記念館のことを
憂いていたそうです。その人は在日でやくざの幹部だった
のが自分の出自を知って足を洗い、今は日本や韓国を
行き来して文化交流事業をやっているそうです

暗殺事件に至る経緯は分りませんが、本人の考えとは
違うところで後の政府がいいように利用するのは困ります
こちらはこちらで一括りに英霊といってる要人もいるので
手を取り合って平和を築く雰囲気にはほど遠いです


                                 (正)

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