2014年5月21日号

差し迫る危機   
陽気を受けて草木や農作物が生育して満ちる頃の小満で
近所を歩いていても道端の草も目立つようになったこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、総理が記者会見で集団的自衛権行使の必要性を
主張して憲法解釈を変える。という話をしていました
チラッと見ただけでほとんど見ませんでした。現在の解釈
でもギリギリセーフかアウトなのに右と書いてあるけど
左とも読める、というよう解釈は日本語を破壊する行為で
目的地が一緒ならいいだろうというものでもないと思います

本当に必要だと考えるならしっかり議論して改憲するのが
筋でしょう。私は改憲は慎重派で徹底的に平和外交を貫き
本来の意味の積極的平和主義の実践がよい気がします

外国の侵略や戦争よりも差し迫った国家の危機といえば
人口減少なんじゃなかろうか、「国民の命と暮らしを守る」と
会見で言っていましたが、子育てもしにくい、働きにくい、
老後は生きにくいと社会保障は削られていて攻め込む
までもなく自己崩壊しかねない問題はどうするんでしょうか

自分は人口密度が高いので少ない方がいい気もしますが
国力や経済力を気にする政治家はそうはいかないのかしら
それならそれで将来の国の形をしっかり考えてもらいたい


                                 (正)

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