2015年2月4日号    

海賊とよばれた男を読みました         
立春を迎えてもまだまだ寒さが続きます
わかめ仕事で濡れた手が風にさらされ辛いこの頃ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

年末に数か月ぶりに本屋に行ったら、続きものの本・マンガ
が発売されていて、合わせて海賊とよばれた男の文庫本が
あったので年末年始に読もうと思い買いました。例により
本を開かず積読状態でひと月遅れになってしまいました

海賊と…は百田尚樹氏著で13年本屋大賞受賞作です
肝心の小説の内容は出光興産創業者の出光佐三氏が
モデルの国岡鐡造が主役の波乱万丈の一代記です

一貫して揺るぎない信念と圧倒的な活力で難関を突破する
架空の小説なら現実感がないと言われそうな生涯でした
自分とかけ離れ過ぎていて只々恐れ入るばかりです
現在ではさすがに難しそうな経営法との評がありましたが

作中の政治家などは実名なのに主人公は名を変えてる
というのは創作部分も随分入ってるということなんでしょうか

従業員を解雇しなかったり、政府に盾突いたりしてましたが
作者は現首相と近しいようなので良し悪しな気がしますが
日本人の誇りをもって生きる点が一致してるってことかな

返すがえすも近所の出光GSが閉店してしまったのは残念

                                 (正)

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