2025年7月9日号    

          即、異論が
梅雨が明けた。というより梅雨はなかったといった方が
実態に近いんじゃないかと思わせる気候でしたが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先週は選挙の投票率を上げる前に普段から政治の話に
触れる環境を整えたらいいんじゃないか、という事でしたが
直後に異論が出てきてしまいました。欧米ではそのような
環境ですが排外主義や極右政党が台頭しているのを見ると
環境があってもより大きな流れに流されることもあるのでは

何千年前から王政になったり共和制になったりで一本道で
社会が良くなる訳ではないのは周知の通りではあります

社会の共通認識でどんな社会を目指すか目標があればいい
のかもしれませんが、人の考えは千差万別でまとまらない
僧侶で作家の草薙龍瞬氏のコラムではミャンマーの僧侶も
楽して暮らせるから僧侶やってるような人が多いみたいで
煩悩を祓うとか魂の救済みたいなことは考えてないようです

なので現状、世界で格差が拡大していて社会の歪みが
大きくなっているので不満も蓄積しているんでしょうけれど
それを外国人排斥や戦争で解消しようとするのは駄目です

まとまらないまま選挙の話に戻すと自分の望む社会とそれに
近い候補者を見つけるよう努めましょう。って当たり前だろ


                                 (正)