2013年3月20日号

のぼうの城、観てから読む        
暑さ寒さも彼岸までといいますが、彼岸の前から夏日が
何日もあり、桜も咲いて季節が分からなくなりそうなこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

昨年、映画「のぼうの城」を観ました。本が話題になった
ものの買いそびれ、映画を観てから小説を読みました

秀吉の小田原攻め時に今の行田市あたりにあった忍城と
石田三成との攻防を描いた和田竜原作のお話です

映画では時代劇なのに会話が随分軽いなあと思ったら
原作も軽かった。文庫本は薄めながら上下巻なのに
映画の時間内に納まったのかと心配したら、ほぼ大丈夫で
諸々の説明と風景の描写や脇の話を抜いたくらいです

三成は頭脳明晰ながら一途で理想主義的で少年ぽいので
おバカキャラの役者を配役したのか、主役はでくのぼう
の設定ながら馬鹿じゃなさそうな狂言師を配役していて
逆転してるような配役なのは演出の狙いなんでしょうか

それにしても大将の誇りや思惑のために戦わなくて済んだ
ものを戦にされたら堪りません。今じゃ考えられないです

も一度考えてみたら、自分の主義主張や組織の利益で
民衆や兵の命や生活を犠牲にする指導者は日本も含め
エラそうな顔して世界中にいますね。むしろ多いかも


                                 (正)

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