2013年11月6日号

安全と秘密   
暑かったり寒くなったりで秋を実感する間もなくもう立冬
本格的な寒さはまだですが何となく寂しさを感じるこの頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

国家安全保障会議(日本版NSC)法案が衆議院可決だとか
佐藤優氏によればNSCは戦争をするかを決める会議らしい
端的な表現かもしれませんが、本当なら国の基本方針から
変更する重大なことなのでそれだけで選挙しないとです

NSCとセットの特定秘密保護法案ですがマスコミや学者で
反対の動きがあるようですが一般国民ではそれ程の広がり
がないように感じますけどこのまま進んで大丈夫でしょうか

特定秘密は防衛・外交・特定有害活動・テロに関する事
といっても防衛・外交には既に法律があり、あとの二つは
警察・公安で担当するらしく国民が対象になるかもしれない

秘密の範囲を拡大解釈していけば歯止めが効かないわ
秘密の管理は官僚任せになるわで更に官僚国家になり
政府の意向によっては益々秘密主義になり戦前の特高や
某人民共和国の様にならないかと心配になります
情報公開法で補完する案があっても有効性が疑問だし

そんな中でも安倍内閣の支持率は上がっているらしい
国民が望んでいるならそれはそれで仕方ない


                                 (正)

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