2015年11月25日号    

          一億、そう活躍できるのか
小春日和の日の次に冷たい雨と北風ですっかり冬の装い
になってしまい、ストーブも慌てて出す始末の今日この頃
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

安倍氏は自民党総裁再選の後、一億総活躍社会といって
GDP600兆円・希望出生率1.8・介護離職0の矢だか的だか
発表していましたが実現するのは難しいと思われます

企業の利益を増やすために効率化で工場を自動化して
人員削減したり先々は事務職も自動化という話もあって
介護離職どころか仕事そのものがなく、子供を産めるような
状況ではなくなり、すると人口減少でGDP増加は厳しい

TPPで一次産業がどうなるか分りませんが、野菜も工場で
作ったり、掃除ロボットに始まり自動車も自動化の流れでは
人間を必要としない世界になってしまうのではと危惧します

人が作る社会で人がいらない。というのは根本的に変です
まず思い付くのは金の為、利益第一で資産家が際限なく
富を集中させていること、でも、平衡が崩れて貧民が絶滅
したら富豪も同時に存在しなくなる気がしますがどうでしょう

東京新聞の勤労感謝の日に関する社説で障がい者が多く
働いている会社を紹介していました。そこでは定年もなく
みんなが活躍する場を既に作っているということでした


                                 (正)

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