2015年11月18日号    

          パリ・テロ事件で思う
寒くなったかと思えば暖かい日が続き、気候が安定せず
着るものも重ねたり脱いだりと慌ただしいこの頃ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

先日、パリで同時多発テロがあり120人以上の犠牲者が
ありました。過激派集団のISによる犯行ということです
聞きかじりの正確か判らない少しの情報で考えてみます

フランスが早速、報復と思える空爆をしましたが、結果的に
一般市民も巻き込むので憎しみの連鎖は終らなくなります
現状のまま有効な手立てもなくテロが拡散していくのなら
すでに世界戦争に突入しているのかもしれません

ISが指令を出して今回の計画が練られたとの報道ですが
各地で同調した人間が勝手にISと名乗り事件を起こしても
後から追加公認するようにしてISは拡散しているので
実態が掴みにくく、今回は兆候が分らなかったそうです

ISがイラク・シリアから拡大でなく世界中で発生するのは
社会に対する不満が蓄積した人が大勢いるということ
そうならISの中央を叩いて一時的に終息してもテロは残る
元から絶つには貧困・差別・抑圧や格差を小さくしないと

自動小銃や爆弾を弓や刀の時代で見たら一人でも戦力は
一備くらいありそうなので軍隊と変わらないですよ

                                 (正)

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