2016年1月13日号    

          坊っちゃんを見ました
年が明け寒中となり、ようやく冬らしい日が訪れましたが
そうなると朝、布団から出るのが辛い季節ですが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

正月三日に夏目漱石の坊ちゃんをテレビドラマで放送して
いましたが、年末からの疲れがあり起きていられそうも
なかったので録画して後日、見させてもらいました

以前、本を読んだ覚えはありましたが内容が記憶になく
東京から愛媛の松山に来た教師が事あるごとに一々文句を
言った挙句あっさり辞職して東京に帰って行った。程度の
印象なので、どんなドラマになったかと思ったら、良かった

以前は生徒の立場で読み、今回は教師の立場で見たのか
小説は主観的な文体だったのをドラマは客観的に作ったか
それとも自分の理解力でも判るように脚本を書いたのか

新任の教師がやって来て生徒や教職員と騒動を起こしつつ
心を通わせながらも、やんごとなき事情で去っていく。とは
昔見た学園ドラマの定番中の定番ではないですか
学園ドラマの原点が坊ちゃんだったってことでしょうか

買った記憶はなかったけど本棚に坊ちゃんがあったので
ちょっと見ましたが、生徒と和解した場面が見つからず
やはり脚色だったのでしょうか。再読の必要があるかも


                                 (正)

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