2016年4月13日号    

          ムヒカ氏来日
四月も半ばとなり、スギ花粉は終ったらしく元気になった
人もいて、朝晩の気温もそれ程の寒さを感じない季節です
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

この一週間ほど、前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏が
来日してフジテレビで特集番組をやっていました
12年の国際会議での「貧乏な人とは少ししか物を持って
いない人でなく、いくら持ってももっともっとと欲しがる人だ」
という演説で注目されたそうですが、最近になって知りました

新しい言葉ではなく、南米の先住民の考えを取り入れたそう
ですが、言葉だけでなく行動も伴っていて説得力があります

も一つ最近知った言葉に「パパラギ」というのがあって
20世紀初頭にサモアの酋長が欧州の白人文明(パパラギ)
を見てサモアの人々にパパラギは物を自分の物・他人の物
にして分かち合わなずに貧しくなっている。自分たちは区別
せず分け合うので豊かだ。と言って批判したそうです

実は創作だということですが、お金や時間などの文明批判
もあるそうで、それはそれでチクリとくるものはあります

いわゆる未開の人たちは狩猟採集生活で神様が必要な
ものは与えてくれるので独占の必要はないんでしょうね

人間は農業を始めて神様と縁を切ったってことなのかな


                                 (正)

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