2016年5月18日号    

          機械式時計
五月の後半になり、長く設置されていたワカメの養殖イカダ
が漸く上がり、港の前が開けて気分もスッキリしました
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

高校時代には通学時に腕時計をしていましたが、授業中は
外して机の上に置いて使っていました。基本的に体に何か
着けているのは好まない方なんだと思います

そんなわけで壁掛け時計を集めようかなとも思いましたが
凝り性でもないので止めて、懐中時計を買おうかとも思った
ものの、なくても身の回りにあるし携帯電話も登場したしで
結局買わずにン十年間、時計なしで過ごしてきました

しかし、八年ほど前、さる方から記念品に機械式懐中時計を
貰いました。機械式なので毎日ゼンマイを巻く必要があるし
誤差も一日一分あるしで手がかかりますが愛着もわきます

購入から五年でメーカーから定期点検の案内が来ましたが
実施せずにいたら、今年になって竜頭が硬くなってきて
とうとうゼンマイが巻けなくなってしまいました

仕方がないので修理に出したら戻ってくるまでに50日くらい
かかってしまいましたが、巻き上げが非常に軽くなりました

山田五郎氏が日本人は機械が透けて見えるのが好きだ。と
ラジオで言ってましたが、まさしく自分の持ってる時計です


                                 (正)

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