2020年4月29日号    

        翔んで埼玉を見ました  
ゴールデンウイークになりましたが、緊急事態宣言下のため
日本は静かな連休で、海外も警戒が続いていますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか

休業中でも海藻仕事で暇がない日々が続いていて、本も
ビデオもなかなか見られず、といった状況ですが
二回に分けて録画してあった、翔んで埼玉を見ました

80年代にパタリロの魔夜峰央氏が描いた漫画だそうで
埼玉をダサいたまやら海がないやらと巷間いわれてるのを
誇張して東京に入るのに通行手形がいるとか、飛んでもなく
差別を受けている、という架空の設定にしたコメディーです

前宣伝時に主役の一人の高校生をGACKTが演じると聞き
齢はともかくビジュアル系バンドの時に魔夜漫画の世界観
に近かったのでそれもありかと納得、もう一人の主役が
二階堂ふみで評価の高い若手女優でいいんじゃない、と
思っていたら、本編を見たら男役だったというのに驚いた

物語は埼玉千葉連合が解放運動で都庁になだれ込んで
佳境を迎えますが、途中は奇想天外な展開で非現実的

日本国内で自虐的に埼玉県民もネタにしているとはいえ
架空でもよくぞここまで徹底してやったもんだと感心します

外国人差別の話だったら架空でも許されないでしょうね


                                 (正)